2017年3月18日土曜日

何故か好きな人にあたってしまう人

気にしすぎ?好きすぎ?


年甲斐もなく恋愛ネタです。

私、結構若い頃からヤキモチやきです。
同性の友達と仲良くしているだけでも、
何か嫌な感じがするくらい。
ダメ人間ですね。

心のバランスが取りづらい人、
というのは一定数いると思います。

「好き」が高じてくると、
次に気を付けないといけないのが、
「減点方式」です。

自分の思い通りにならないから、
と言って、相手に当たっても仕方がありません。

相手は変わりません。
あなたの見る目が変わっているのが問題です。

身近な人ほど我儘をいってしまうもの

これぐらいいいだろう。
この人なら分かってくれるだろう。

そういう風に思ってしまうと、

なんでこんな些細なことで怒るんだろう?
なんで分かってくれないんだろう。
となってきます。

あるいは、いろんな仕草、言動が非常に気になりすぎて、
それが、自分の思い通りでなければ、
やがて嫌悪につながって、
些細なことでもあたってしまう。

こんな人、意外といるのではないでしょうか。

身近な人ほどちゃんとするクセをつけよう


身近な人、特に恋人だったり、家族だったりには
やはり甘えてしまいがちです。
全てを受け入れて欲しいと考えがち。

あるいは、過度な期待の押し付けをしてしまったり、
思い通りに相手を操縦しようとしてみたり、
そういった人がいると思います。

とても簡単なことの一つは、
「身近な人ほどちゃんとする」です。

約束、時間はちゃんと守る。
礼儀を守る。尊重する、尊敬する。
真摯に受け止める、真面目に応える。

そういう当たり前のことが疎かになるのは、
心に甘えがあるということです。

「ちょっと遅刻してもいっか」
「疲れてるから、また後でいい?」
「いいじゃん、ちょっとくらい」
「こんなこともできないの?」

こんなことばっかりだと、
信頼を得ることなんて到底無理ですよね。

大して関係値が高くない人なら、
失望させてもそれだけでしょう。

近い人、特に好きな人を
失望させるのは良くないことです。

ただ、それのために頑張らないといけないような
関係ならば、最初からお互いにストレスが大きいかもしれません。
よく見極める必要があります。

気をつけたいこと

あなたは自然体でいないといけません。
あなたの理想をしっかりイメージしましょう。

もし、あなたの理想とその人が遠い場合は?

何故、遠いのか検討しましょう。
あなたに問題がないのかもよく考えましょう。
フラットに考えて下さい。
自分に甘えてはいけません。

あなたが考えを改めるべきは改めましょう。
あなたが動いてすむことは動いてみましょう。
それでも、相手が違うのなら、それは違う人かもしれません。

ただ、気をつけないといけないこと。
友達みたいな夫婦というのがいたりします。
仲良しで、特に問題もないけれど、
どこか冷めていて、お互いはお互い、みたいなカップル。

二人が幸せならばそれでいいでしょう。

相手が厳しい人、なかなか分かり合えない人
付き合ってるのもめげてしまいそうな人。
でも縁が深くて付き合っている。

こういう人は、あなたに何かを知らせてくれている人です。
必ずしも、喧嘩がなくて平穏なのが全てではありません。

あなたがあの人と付き合っている意味、
というのをよく考えて欲しいな、と思います。

「パートナーはあなたを写す鏡」です。

自分を見直すのはとても大事なこと。

そうしていけば、きっと何かが見えてくると思います。

「完全に違う人」っていると思います。
無理して付き合う必要はないです。
でも、何かあなたにとって大事なことを
提供してくれる人は大切に大切に付き合いましょう。

我慢してはいけませんよ。
DVしてくる人はダメです。
そうじゃなければ、よくよく相手を見てみましょう。
あなたのダメなところを教えてくれているかもしれません。

そう思えば、きっと相手に優しくできるはず。

2017年3月14日火曜日

中世的停滞とどう戦うか

停滞する期間が誰にでもある。

長く何かに取り組んでいると、
なんとなく停滞してしまう時が出てきます。
出てこない人、というのは
それは優秀か、人格障害かどちらかのような気がします。

では、停滞、というのはどういうことでしょうか?

会社に勤めて早3年、安定してきたし、何も問題ない。
でも、何か物足りないような、やる気がでないような。

こういう人って結構いると思います。

経営者だって、一年の中で、
なんとなく抜けててしまうとき、というのはあります。
プロジェクトを移管した直後だったり、
結果を待つフェーズだったり、
お金のやりくりが安定している瞬間。

なんとなく、気が抜けやすいときです。

停滞にはいくつか種類があると思います。

・やるべきことがわからなくなった。
・次にやることはあるけど、気が進まない。
・なんか面倒くさくて意欲がでない。

ここで戦うための幾つかのパターンがあると思うので、
種類に分けて書いてみましょう。

① 目標を再認識する

自分が、どこを目指している人間だったのか、
改めて考えてみることです。
そして、今、どこの位置にいるのか、
を十分に考えてみます。

今、停滞していたとして、
次にやるべきことに着手します。

目標が明確な人にとってそれは難しいことではありません。

② 興味の幅を広げる

人にあったり、本を読んだり、
ぼんやりテレビを見たりして、
知的好奇心を増幅させることです。

次にやることが見つからない人は、
目標と現在の間のマッピングに空白が多いのです。

空白を埋めるのは知識と情報です。
それを埋めて、道筋を造ります。

③ いいイメージを想像する

前の二つができているけど、
重い腰が上がらなくなった人は、
マッピングした自分の地図を眺めてください。
マッピングされたマイルストーンが、
具体的で定量的でなければ、
定量化を行います。

そして、焦ってください。
「こんなことしている場合でない」と。

④ 何か別のことをやってみる

目標も定まっている。道筋も見えている。
それでも、腰が上がらない人は、
何か別のことをやるべきタイミングです。

目標に直接関係ないことでも、
別の「楽しい」「ワクワクする」ことに
取り組んでみましょう。

遊ぶのでもいいです。
いわば、リフレッシュと現実逃避です。
それでも、目標が見えていれば、
必ず元の道に戻ることができます。

ある程度、人生には寄り道が必要です。

結構、普通の面白みのないことを書いている気がしますが、
そういうものかな、と思います。

人間というのは、やる気がでないと何もできないのです。
やる気は充実感です。
充実は小さな成功の積み重ねです。

大きく出る必要はありません。
小さなものを積み上げて、大きな成功に向かえばいいのです。

停滞こそが成功、という人もいる

一方で、停滞している状況こそ成功、という人もいます。
簡単な例は職人です。

一定のクオリティを一定にこなしていく、
というのを毎日毎日積み重ねる。
これは大変なことです。

イチローのルーティンはよく知られていることですが、
それができないと、あの偉業はなし得ない、
というのは、その領域にいない人でも、
理解できるところではないでしょうか。

もちろん、それは停滞とは違います。
技術の追求、知識の獲得、
それらがあって初めて到達できる領域です。

私がいいたいのは、
単調だからだめ、ということではないということです。
粛々と、イメージするところに近づいていく執念。

これもまた、非常に大事ということです。


2017年3月8日水曜日

自己啓発は気持ち悪い?

他人に自分のポリシーを押し付けるのは馬鹿のすることだ

はい。すみません。
それをこのブログでずっとやってます。
別に押し付けていませんけどもね。

自己啓発本って、読んでてつまらないものが多いですよね。
私、本当は自己啓発本とかって嫌いです。

だって、他人の成功の秘訣は参考にならない。
ただの自慢話なんですよ。
書き方が上手い人はヒントが織り交ぜられてたりするけども、
自分に援用できるかどうかはまた別の話し。

それだったら、失敗経験の話を聞いたほうが、
これしちゃダメなんだな、って分かっていいかもしれない。

そもそもね、自己啓発にはまっている人は、
ごく短期的に気持ち悪い感じになります。
それが問題かもしれません。

借りてきた言葉、コーチングしている人の考え、
読んだ本の言葉をそのまま、嬉々として話すわけです。
自分は「発見」をしたので、聞いて欲しいのです。
だから、聞いてもいないのに、その話をしようとするのです。

私もそんな感じなんです。
ただ、私はほうぼうにこんな話はしませんけどね。
でも、「言いたい欲求」があるから、
ブログにこっそり書いています。
チラシの裏の落書きですね。

自分の言葉で喋ることの重要さ

ま、私はともかくとして、
借りてきた言葉をそのまま話す人の特徴というのは、
言葉に魂が入っていないのでよくわかります。

引用文を自分のものとして使うためには、
それを常に体現している必要があります。
体現しているから、言葉に重みが増すのです。
言葉が軽い人、重みのある人、いるでしょう?

人間というのは難しいものです。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に倣う」
といいますが、
現実的には、経験値が高い人と低い人だと、
やはり深みが違うものだと思います。

でもね、経験経験っていうのは、
人間の尊厳がないな、と思うのです。
人間ってやっぱり「歴史を学ぶ事ができる」というのが、
特長だと思うのです。

経験を重視して話すると、
まあ、今だったら「老害」といわれてしまったりするでしょうね。
経験も踏まえつつ、多角的な視点や情報を整理した上で、
他人に喋れるようになったらいいな、と思います。

自己啓発、というのは何でもいっていることはよく似ています。
否定する人も多いと思います。
まあ、自分を自分で「啓発する」っていう考え自体が気色悪いですしね。

それをそのまま、スピーカーのように繰り返したりせずに、
体現できるようになれば、自己啓発も意味があるのかな、と思います。

できるだけ、論理的に整理して、勉強を怠らずに、
漸進的に実践していくことです。
必ずしも科学的である必要はありませんが、
絶対的に論理的である必要なあると思います。

何か一つの自己啓発の概念を盲信しないことです。


他人に惑わされてはいけない。他人は答えを持っていない


「自己啓発」というからには、あなただけのものであり、
他人の理解はいりません。
あんただけの「成功理論」があるのです。
他人に話す必要もありません。

黙々と、粛々とやるのです。
成果が上がっていれば、あなたに憧れる人が来ます。
インタビューがあったとき初めて喋れば良いのです。

自己啓発ってそういうものです。

私は、それを大きく逸脱して、
ブログで何か偉い人のように偉そうに
語っていますね。
ここに書いてきたことと真逆のことをしています。
読んだ本の書いていることをそのまま書いてみたり、
他人の主義主張を否定して「◯◯してはいけない」という断定で述べたり、
自分のポリシーを披瀝してみたり、
自分の成功理論を語って、自慢話をしてみたり。

恥ずかしいことです。
でも、私は私の結果を出すために、
このプロセスが必要と考えて、
自分で決めて行動しています。

いわばこれもまた、自己啓発、というわけです。

2017年3月7日火曜日

「引き寄せ」を確実にものにする。

「成功」に導くために

「引き寄せの法則」にアクションが付帯しているのは、
あまり感心しません。
あくまで「引き寄せの法則」は「引き寄せ」までが本懐ではないかと。

ただ、より引き寄せるためのアクションとして、
私は「言霊」「発言する」というのを上げました。
誰かに喋るのは大事なことです。
「妄想」が初めて外に出て「現実」に近づきます。

大ぼら吹きと笑われても、
何いってんのこいつと馬鹿にされても、
あなたにとって事実なのであれば、
胸を張って声に出すべきです。

感謝やラッキーやいい感じといった感情も
積極的に声に出しましょう。
急にそういうことを言うと、
相手は微妙な顔をするかもしれませんが、
気にしても仕方がありません。

それよりも、より具体的に
「引き寄せ」をものにする方法、
「引き寄せ」をより、スピードアップする方法を、
求めている方が多いのでは無いでしょうか。

「成功理論」はとてもシンプル

私がいう成功理論はとても簡単です。

1.イメージをブレークダウンする。
2.一つずつの足りている、足りていないを分析する。
3.実行できる内容に落とす。
4.やる
5.やり続ける

というステップになります。

「ダイエットしたい」と考えたとします。

1.理想の体型をイメージします。
2.どこを引き締め、どうするのか考えます。
3.具体的なエクササイズや食事を決めます。
4.実行します。
5.結果が出るまで実行します。

簡単でしょう?
当たり前でしょう?

でも、達成し得ない人がいます。
何故でしょう?


できない理由はたくさんある

できない理由はたくさんあります。

●言っているだけでイメージしてない。
まさに、「結果にコミットする」のやつです。
理想をしっかりイメージして、コミットするのです。
そこがすごく大事です。

●でも、調べるのが面倒くさいー
この気持ちがある人は、一生成功しません。
「引き寄せの法則」を上手く使っている人は、
情報が勝手に寄ってきますから、
それをキャッチすることで、面倒くさいなんて感情がでないはず。

●どのダイエット法がいいか決めれないー
例えば、ダイエットって、食事制限して、運動すればいいのです。
痩せやすい、痩せにくいという体質もあるかもしれませんが、
「楽な方法」とか「続く方法」とか考え過ぎて決めれないなら、
やりながらアジャストしていけばいいのです。
まずは、やらないと始まりません。
決断してください。

●でもなー。いつも続かないしなー
●仕事忙しいから、ジムいくといってもなー
●飲み会とかあったら一緒だしなー
やるといったらやるのです。
飲み会があって、たまに飲み食いしたからといって、
そんなに差が出るわけでもないでしょう。
何かと「できない理由」を探しているのです。
これを取り除かなければなりません。
「引き寄せの法則」でマインドを変える工夫をしたことを
思い出して下さい。

●全然体系変わらんやん。もういいー
いやいやいや、あなたはまだ一週間しかやってませんよ。
そもそもなんで苦痛になってますか?
一日一日、確実に理想に近づいているんですよ?

●でも、◯◯ちゃんは1週間で5kg痩せたって・・・
◯◯ちゃんは、◯◯ちゃんですよ。
体型も体質も、環境も違うんですよ。
何故、同じだと思う?
いいじゃん、あなたは3年かかったって。

というお話。


もう一度いいます

1.イメージをブレークダウンする。
2.一つずつの足りている、足りていないを分析する。
3.実行できる内容に落とす。
4.やる
5.やり続ける

です。たったこれだけでできます。

出世したい人は
1.出世したイメージをする。(いつ、どこで、どうなっている?)
2.30歳で部長だとして、今の位置は? 今の評価は? 必要なことは?
3.やれることからやりましょう。確実に一つずつ潰しましょう。
4.やりましょう。
5.結果が出るまでやりましょう。

ということです。

私は、転職を何回かしていますが、
入社3ヶ月で大体マネージャー職(課長とかその辺)
に簡単になります。(ベンチャー畑の人なので、そこは考慮してください)
最初からそうなると思ってますし、それに必要なことをします。
人の倍働くし、人の倍実績を出します。
それだけでは登れません。
短期間だと政治が必要です。
そういうのを一気に表出させて、
自分の地盤と信頼を得ます。
ここまではスピーディーな方がいいのです。

大体1年くらいすると、
「創業からいた人のイメージです」
なんてことになってます。


ビジュアライズされた理想は常に更新してください

それより上に行く方法もあります。
自分がマネジメントしたらもっと素敵になると信じて、
イメージを膨らませます。
理想を組織図に落とし込んで、提案していきます。

ちょっと、意地が悪いですが、
上に部長がいれば、正面から戦って、
どっか行ってもらいます。
「引き寄せ」の成果でいえば、
勝手にいなくなるパターンもあります。

政治だけでなく、ポジションが上がれば
充実した仕事と、一定の自由が手に入りますから、
より、結果を残しやすくなります。
より、大きな仕事をしやすくなります。

結果を出して、ポジションも空いていて、
潮時になれば、自分が手を上げなくても
「おまえ、やれよ」という流れになります。

そうして、部長職に収まります。
当然給料も上がっています。

こういうことが、1年くらいで達成できます。
(重ねていいますが、ベンチャー畑の人だというのを考慮してくださいね)

私は手前味噌にはなりますが、
結構ビジュアライズからの現実化がうまいのだと思います。
それに、常に、理想の会社像、組織像を
他人にも共有するようにしています。
より現実に「引き寄せて」いくのです。

なんか、自慢話みたいになって気持ち悪いですね。

ビジュアライズされた理想はあなたの完成図です。
それを設計に落とし込んで、
設計通りにやればいいのです。

「引き寄せ」だの「自己啓発」だの、
私は別に知らなくても、ここまでやってきました。

当たり前なのです。
そして、誰にでもできます。

あなたにもできます。
迷っているのなら、まずはやってみることです。
やってみて、ダメでも、何回でもやり直せるし、
何回でも修正できます。

どうでしょう。
これが「成功理論」です。
「引き寄せの法則」と組み合わせたら、
最強ではありませんか?

ごめんなさい。

巷にある「引き寄せの法則」解説を
否定的にとらえて書いていると言ってますが、
わりかし似たようなこと書いてしまっている
側面が否めないな。と。

都合よく解釈しているものではなく、
そのままダイレクトに書いてあるものは、
参考になると思うので、
読んでみることをおすすめします。

私としては、私なりの解釈を
より深めていきたいと思います。

自分を追い込むと疲れます。

ここまでで、読まれて気づかれていると思います。
なんでもかんでも自分のせいです。

「こんなに自分を追い込んだら、しんどいです」

そういう人もいると思います。

とかく、自己啓発や、スピリチュアルは、
「全部あなたの決断です」
「あなた次第で変わる」
「あなたは◯◯をすべき」
となりがちです。

私も実際、そう書いてますしね。

確かにね、疲れることもあると思うんです。

疲れたらね、愚痴をいっていいんです。
何処かで発散すればいいんです。
だから、我慢はしないで下さい。
鬱になるかもしれません。
それでは、意味がありません。

「引き寄せの法則」のいいところ。
それは、ポジティブを作るところだといえます。
疲れた時も、あなたの生き生きとした豊かで幸せな姿に立ち返って下さい。
だから、これを交えることで、
厳しい自己啓発と少し一線を画することができるのです。

「引き寄せの法則」はネガティブを嫌います。
というか、ネガティブはネガティブを引き寄せます。

「じゃあ、愚痴とかいったらだめじゃん」
そう思うかもしれません。
そんなことないですよ。
言霊、というのもありますので、
言う場所と人に注意してください。

・全く関係のない人にいう
・全く関係のない場所でいう

この二つを遵守してください。

あなたが酒飲みなら、
一人きりでバーとかスナックとかに行って下さい。
愚痴愚痴いってください。
よくいる、嫌なおっさん、おばさんになってください。

あるいは、一人きりで、
車の中で叫んで下さい。
ただ、これはストレス発散の効果が薄いです。

人は喋りながら、考えを整理できます。
できれば、他人に聞いてもらい、合いの手をもらい、
整理できたほうが良いです。

身近な人に愚痴る場合は、
自省を中心にしてください。
他人を罵るような真似はしないでください。

経営者は孤独な人が多いですが、
大体、人に喋れないことが多いから、といえます。
特に従業員に言うことなどできません。

経営者は利害関係の無い経営者に愚痴を聞いてもらって下さい。

そして、愚痴をひとしきり言ったら、
きれいさっぱり忘れて下さい。

酒場の角においてきて下さい。

それだけで、あなたは、
ネガティブを増幅することなく、
やや、スッキリすることができます。

ただ、これは究極の手段と心得て下さい。

一番良いのは、趣味を持って、
嫌なことを忘れる瞬間を持つことです。
それだけで、人間は元気を保つことができます。

たまには他人のせいにしても良いかもしれません。
そういうときは、うっかり他人に言わないようにしてください。

たまには、「宇宙の法則」に身を任せるのも良いかもしれません。
そのときは、自我を捨てて、ゆらゆらしていてください。
最良のビジュアリゼーションを忘れずに。
そうしたら、自然と苦痛から抜け出せるかもしれません。

他人を信じることは必要か?

仕事が好きなら、好きな仕事を

前回、恋愛関係を軸にした他人との関わりの話を書きましたので、
仕事関係を軸にした人間関係の話をしたいと思います。

仕事に打ち込んでいるあなたに話します。
遊びに打ち込んでいるあなたには関係無いかもしれません。

私は仕事が好きです。

一昔前は、やりたいことだけをやって生きていけない、
と勝手に思い込んでいました。
そして、目標を達成するためには、
間に嫌な仕事があってもやる、と心に決めていました。

これによって、私は常に、
しんどい思いをしてきたものだな、
と思います。

仕事が好きであれば、好きな仕事をやるべきです。
嫌な仕事はやる必要はありません。
嫌な局面が出てくる場合、不可抗力はありません。
おそらくどこかで怠慢していた、ということです。

さて、仕事は様々、人も様々。
あなたはどんな仕事をしているでしょうか。
一人でしていますか?二人でしていますか?
自営ですか?経営者ですか?会社勤めですか?
本当にその人それぞれの状況によると思います。

誰かと仕事をしているとき、
必ず起こってくることは、その誰かとの関わりです。


類は共を呼ぶ

あなたが仕事に打ち込んでいるということは、
何か目標があるはずです。
「喰うための仕事」と思っているのであれば、
理想のビジュアライズができていないので、
この項目は読まないで下さい。

多かれ少なかれ、皆、悩みながら仕事をしていると思います。
また、結果を出したい、と思って仕事をしていると思います。

ポジティブなイメージを持っていれば、
ポジティブな人が集まります。
ネガティブなイメージを持っていれば、
ネガティブな人が集まります。

これは不思議とそういうものです。
ポジティブ、ネガティブの二元論ではなく、
もう少し広く捉えて、
「社風」というのがあるのは、そういうことです。
要は、類は共を呼ぶ。ということです。

あなたは仕事を成功に導きたいとき、
優秀な仲間が欲しいと思うに違いありません。

あなたは仲間であるあの人に仕事を依頼しました。
あの人はあなたの期待する成果の50%しかできませんでした。

あなたはどう思うでしょう。
「信じて、期待していたのに」

「引き寄せの法則」は「宇宙」=「自分」を信じるもの。
「自分だけのもの」と述べてきました。
そして、「他人は変わらない」と断言してきました。

では、あなたは他人とどう向き合うべきでしょうか。


信じないし、期待しない

まず、他人を信じるべきかどうか、
という点です。

答えは簡単です。
信じるのは自分だけにしてください。
他人は信じてはいけません。

では、独りよがりではないか。

そうではありません。
あなたは、あの人に仕事を依頼しました。
あの人に仕事を依頼した自分を信じて下さい。

ではあの人に期待すべきでしょうか。
期待をしてはいけません。
ただ、仕事を依頼した段階で、
達成した時の期待値は計算できているはずです。
楽しみに待つことです。

そうして、あの人は、仕事を上げてきました。
あなたの思っているどのくらいでしょうか。

100%、80%、60%、30%、0%?

100%の成果を上げてきた場合、尊敬と感謝を述べましょう。
80%の成果を上げてきた場合、尊敬と感謝を述べましょう。
60%以下はなかなか尊敬できないかもしれませんが、とにかく感謝しましょう。

そして、考えましょう。
なぜ、30%だったか。
自分の依頼が悪かったのか、相手の効率が悪かったのか?
相手の効率が悪かったとした場合、自分にフォローすることはできなかったのか?

あなたは信じて仕事を投げました。
誰を?あなた自信をです。
信じていたのに結果が出なかったのは、
当然あなたのせいです。
あなたがあの人に仕事を依頼したのが失敗だったのです。

じゃああの人じゃない人にすれば良かったの?

そういう時もあるかもしれませんが、
基本、あなたが進捗をしっかり確認すればよかったのです。
他人に仕事を依頼する、というのはそういうことです。

原則、80点が満点です。
あなたではないので、100点は難しいです。
80点とれれば、尊敬と感謝を十分に表明すべきです。

それ以下の成果のときも、絶対に尽力してくれたことを感謝すべきです。
攻めるべきは自分です。他人を攻めても、結果は変わりません。
他人のせいにするのはとても簡単なことです。


すべて自分のせいです

私は、今まで様々なところで働いてきましたが、
他人のせいにする人がいる組織は、
絶対に誰も責任を回避する組織になります。
指導する経営者が、リーダーが自ら範を垂れないと、
情けない組織になります。

私の会社はそういうことを未然に防ぐべく、
私自身も自省、自制、自戒を旨として、
人間関係を構築するように努めています。

あなたが「ありがとう」をいって、
あなたが笑顔で過ごせば、
たくさんの感謝とたくさんの笑顔が集まります。
それは、ポジティブなエネルギーで、
業績はみるみる上がっていきます。

あなたが、仕事にたいしてポジティブに向き合っていれば、
必ず、素晴らしい人、モノ、金が集まってきます。

あなたは、他人に期待してはいけません。
他人は思い通りになりません。
でも、あなたが設計したビジネスプランには期待してください。
かならず成果がでるように設計されているはずです。

私は初めてのチャレンジをするスタッフに、必ずいいます。
「あなたに何も期待していないけれど、(あなたを選んだ私を)信じてるから頼むよ」と。

重たいですか?

これが、こうだったらどうですか?
「あなたは特に信じてないけど、あなたの能力に期待してるから、結果を出して」

これで人は動きますか?

「君を信じてる。そして期待している。必ず成果を出してくれ」

これならどうですか?

結果を見ながら、考えて欲しいのです。
あなたが、クライアントの期待に沿えなかったとき、
あなたはどう思いますか?
がっかりしませんか?悔しくないですか?
「信じてたのに」といわれたら、
忸怩たる思いに苛まれることになりませんか?

あの人が、あなたの期待に答えられなかったら、
あの人はどう思いますか?
がっかりして、悔しく思うでしょうね。
「信じてたのに」といったら、辛いでしょうね。
だから、信じることも、期待を掛けることもしてはいけません。
結果が出なかったとき、ネガティブになります。

ただ、
「期待もしてないし、信じてないけど、とにかくやって」
といったら、やる気でないでしょう?

必要以上に期待を掛けられると、空回りしたり、
虚像を作ろうとする人もいるので、
期待は最初からはずします。
プレッシャーをかけないように。

でも、信じてる、という言葉は付けます。
それは、一定の成果をコミットしてもらうためです。
「努力します」という返答だけで十分です。

やる気を引き出す魔法は他にもあるでしょうが、
少しフォーカスがずれるので、ここでは書きません。


何かネガティブな気がしてますか?そうではないですよ。

さて、「引き寄せの法則」の観点で見たとき、
「結果が出なかったとき、ネガティブになります」
というのは、最初から結果が出ない想定をしているので、
失敗を引き寄せるのではないか?と思われませんか?

別に私は失敗すると思っていません。
私は私が任命したあの人を信じているし、
設計したプランを期待しています。
ちゃんとやれば、必ず成功するし、
80%仕上げで十分です。
80%に到達させるのは仕事を依頼した私ですし、
成功は疑う余地がありません。
多分、旨い酒を飲んで、お祝いしているでしょう。

結果が出なかったときネガティブになるのは「あの人」です。
だから、最低限配慮しています。
他人は自分の思い通りになりません。
だから、最初から配慮しているのです。
自分と同じマインドだとは限りませんから。

ただ、私は自分の会社においては、
各スタッフにマインドセットを十分にしますが。
一般の会社を想定して、一般論を交えているので、
そこはご了承ください。

とにかく、そうすれば、
・他人のせいにしない。
・他人に恨み節をいわない。
・感謝できる。
ということを自然に達成できます。

もう一つ出てきそうな疑問。
他人が思い通りにならないのなら、
あなたの仕事も思い通りにしてくれないのでは?
ということ。

仕事は計算の上で成り立っています。
状況判断が必要な場合も、決断が必要な場合も、
自営業や代表取締役以外は、大体分散しています。
あの人だけで決裁しないですし、
どちらかというと仕事を依頼したほうが決裁します。

算数と同じで、答えを出すまでのルートはある程度決まっています。
解き方は複数あったとしても。

だから、順番に問いてくれればいいだけです。
他人を思い通りに動かしているのではなく、
あの人が、設計通りに動いてくれればいいだけです。

設計から外れた場合は指摘して修正。
そのために進捗確認がいります。

もし、徹底して設計から外れる場合、
私とチームを組むこと自体が不可能でしょう。
結果は0%の達成となりますが、
致命傷にならないところで、見極めて、人を変えるでしょう。
あるいは、そこは、自分が対応しないといけないでしょう。

ただ、それはあの人を責められるようなことではないです。
自分が信じて依頼したのだから、
自分が見る目がなかっただけのことです。
がっかりするなら、自分にすれば良いです。
ただ、がっかりしている暇は無いはずです。
仕事のシーンはそういうものです。

今回は「引き寄せ」という言葉が少ないですね。
実務に近い話しで進めているので、
ちょっと的がずれているのかもしれません。

これは、「引き寄せ」というより、「成功理論」のほうかもしれませんね。